和歌山市役所にて、
職員の皆さま(担当課は様々)、議員さん、
そして親子で一緒に防災を考えてきました。
「親子」「障がい児」「アレルギー」の切り口で防災を考えると、
例えば和歌山市だと「危機管理部」「こども未来部」「教育委員会」「健康局」「市民部」「社協」…と、
未就学児か就学児かによっても担当課で分断されてしまい、
どの自治体も考えるきっかけを持てずうまく施策が進みません。
担当課をまたいで親子の防災を様々な視点で考えることが出来る、貴重な時間になりました(*^_^*)
地形と災害種別によって、
同じ市内でも逃げ方や避難場所・避難所の事情が違う、という事もおわかりいただけたかと思います。
市の備蓄には限りがあるので、
自分の家庭に合った備蓄を用意しないと、
いざ!という時に役に立ちません。
日常の延長に災害があるので、
ライフラインが止まっても最低限の暮らしが出来るように、
「我が家にぴったり」を今のうちに見つけてください(#^^#)
「地震の時は我が家がシェルターになるので逃げないけれど、
水害の時は〇〇を用意して逃げます」
そんなご家庭もありました。
自分の命は自分で守る。
命を失わないためのメッセージです。
【平成30年7月豪雨を踏まえた水害・土砂災害からの避難のあり方について(報告)(平成30年12月26日公表)】
<国民の皆さんへ ~大事な命が失われる前に~ >
・自然災害は、決して他人ごとではありません。「あなた」や「あなたの家族」の命に関わる問題です。
・気象現象は今後更に激甚化し、いつ、どこで災害が発生してもおかしくありません。
・行政が一人ひとりの状況に応じた避難情報を出すことは不可能です。自然の脅威が間近に迫っているとき、行政が一人ひとりを助けに行くことはできません。
・行政は万能ではありません。皆さんの命を行政に委ねないでください。
・避難するかしないか、最後は「あなた」の判断です。皆さんの命は皆さん自身で守ってください。
・まだ大丈夫だろうと思って亡くなった方がいたかもしれません。河川の氾濫や土砂災害が発生してからではもう手遅れです。「今、逃げなければ、自分や大事な人の命が失われる」との意識を忘れないでください。
・命を失わないために、災害に関心を持ってください。
◦あなたの家は洪水や土砂災害等の危険性は全くないですか?
◦危険が迫ってきたとき、どのような情報を利用し、どこへ、どうやって逃げますか?
・「あなた」一人ではありません。避難の呼びかけ、一人では避難が難しい方の援助など、地域の皆さんで助け合いましょう。行政も、全力で、皆さんや地域をサポートします。